皇居東御苑前の道路横断と道路交通法違反

 
先の観梅サイクリングにおいて皇居東御苑の梅を見た後、前田は広い道路を自転車に乗って横断し、残り10名は横断せずに反時計回りに皇居周回のルートを取りました。
 
詳しくは、上のルート図(ホームページに掲載されている)の「代」の字のところで前田は右折・道路横断し、日本武道館を経て英国大使館方面(上の地図の「Da」付近)に向かい、10名の方は右折せずに直進し英国大使館方面に向かい合流しました。
 
予め決められてルートを走行するという点では前田は間違っていませんでしたが、あの広い道路を自転車で横断することに違和感を感じていたことは事実です。
下見の際、どこを横断すればよいのかとても判断に迷いました。
現場の道路を詳しく示すと次の様になります。
 
下見の際、近くに横断歩道を探しましたが見つかりません。歩道橋の左側は一部スロープがありましたが基本的には階段を上り下りしなければなりません。しかし、ここは交通量がそれほど多くなく容易に横断できると判断しました。

そこで当日、前田は自転車で横断したわけです。しかし、10人はなぜか横断しませんでした。

帰宅後、自分は運転免許を持っていないので道路標識を真面目に見ていないことに気がつき、同行の山本さんにご意見を伺いました。山本さんはGoogleのストリートビューで調べてくれ、あそこには
「横断禁止」の標識があり、かつ自転車は右折禁止であり、また「ゼブラゾーン」があることを指摘してくれました。(ゼブラゾーンの意味皆さん正しくご存じですか

即ち、あそこを自転車をおりてでも
横断するのは道路交通法違反(前田)と云うことです。すみません!

道路交通法違反をしたわけですから現場をより詳しく見て、どの様に横断すべきだったのか日本橋に飲みに行ったついでに調べてきました。以下、現場写真で説明します。
 
前田が横断した場所です。「横断禁止」の標識が道路のこちら側と向こう側にあります。
 
 
横断歩道を探したところ何と高速の料金所の入口に信号付きの横断歩道がありました。下見の際、料金所の入口に歩道があろうとは思いわず完全に見落としました。
横断したところから僅か200mほどでした。横断するならここで横断すべきでした。
 
 
 横断したところにある歩道橋のスロープです。自転車で通るには前後の階段で自転車を担がなければなりません。安全第一を考えるならこの担ぐことを厭わずこのスロープを使うのも良かったと思います。
 
 
 もう一つの横断歩道は竹橋です。横断地点から約400mでした。横断地点からこの歩道が見えず、かなり遠く感じたのでこの歩道を使うは難しかったでしょう。

都会のサイクリングは難しいことを実感しました。