房総里山下見(歩き・自転車・ハイキング)
2012年11月3,4日下見結果




2007年にKyrgyz自転車旅行に行った3人で下見を行った。

コース
・11月3日
   久留里駅→奥畑高宕山登山口→清和県民の森→大山千枚田(民宿泊)
・11月4日
   大山千枚田→伊予ヶ岳登山口→展望台→烏場山登山口→江見駅→安房鴨川駅

結果 
・(想定外)10月走行時と比較して410号線(久留里から大山千枚田)の交通量が明らかに多く、自転車走行には適していなかった。
  なぜ今回は交通量が多かったのか。
プロ野球ロッテ球団の1,2軍が安房鴨川でキャンプを張ったためと3日が祭日であったため。

民宿でも道路が混んでいると驚いていた。千葉ロッテマリーンズのキャンプにそんなに人が集まるとは驚き。民宿のおばさんも食事の手伝いで駆り出されていた。
・(想定してなかった)東京からの高速バスは自転車を積み込んでくれるが横積みにされるため組み立て後不調であった。高速バスは利用しない方がよいらしい。
飛行機で輸送する場合は横積みと思われる。飛行機輸送と同様の注意を払って梱包した方がよいらしい。
・10月は彼岸花がきれいであったが、今回は花は殆ど無く景色が楽しくなかった。
・登山については烏場山(新日本百名山)は登山口を見つけ(前回は分からず)、高宕山(330m)は標高240mまで、伊予ヶ岳(標高337m)は標高268mまで登ったので登山道の様子は把握できた。登山者からの話も聞けた。
・帰宅に時間がかかった人がいる。やはり千葉は遠いかな。

今後の対応
・高速バスの利用は自転車の輸送に適していない可能性があり、JR主体でコースを検討する。
・久留里付近の道路が空いているとの前提は季節などによって崩れるので対象を広げて地域を検討する。
・交通量の少ない道路を再度調査する。
・房総の花がきれいな時期に実施する。1月下旬~2月上旬が一番きれいとのことであり、コースを含め検討する。
・登山については今後何度か行き実際に頂上まで登って登山道を調べ、景色も見てみる。(前田は船橋在住であり、天気がよいときに行って見る)
・帰宅の際の時刻表を事前に十分検討しておく。参加者は交通便利な人に限られるか?

結論
・1月末~2月上旬の房総の花がきれいな時期を狙い、コースを今後検討する。
 基本的には自転車走行、花、登山を組み合わせることが出来るとよい。(観光バスが行かない里山の花が鑑賞出来るのがよい。)
 
 
久留里駅から大山千枚田
久留里から南北に走る410号線が10月は空いていたのに、11月3日は車・バイクの交通量が多かった。このコースを通る場合、一部を他のルートに変更した方がよい。サイクリングロードも見つけてのでいずれ走行してみる。
 
 大山千枚田から安房鴨川。このコースは交通量が少なく、道も良い。
 
 久留里駅から大山千枚田アップダウンはかなりあります。
 
  大山千枚田から安房鴨川
 
 
伊予ヶ岳
 
 伊予ヶ岳登山道
 
伊予ヶ岳展望台からの景色

 
烏場山登山口標識
 
烏場山登山。ここを直進
 
 烏場山登山。ここを直進
 
 烏場山登山。赤で示したところを行く。ここが分かれば後は簡単。前回はこの道が分からなかった。
 
 烏場山登山。木道が出て来るのでここを登る。
 








房総里山下見(歩き・自転車・ハイキング)終了



コース
JR久留里線久留里駅10時頃集合→大山千枚田「農家民宿五郎兵ヱ」泊

               自転車走行 約40km
農家民宿五郎兵ヱ」→JR安房鴨川→東京帰宅
               自転車走行 約40km
 
雨天中止・キャンセル代なし
 
費用:
  民宿(2食付き): 5,000円/人
  交通費高速バス 
    東京八重洲口(浜松町)→久留里 1,800円/人
    鴨川→東京八重洲口(浜松町)   2,400円/人
  合計: 9,200円(民宿+高速バス)


高速バス自転車持ち込み可(確認済み)
 
 


企画にいたる経緯
・大山千枚田を見たくなり10月7,8日に久留里までJR、その後自転車で走行し、大山千枚田に行った。詳細は下記参照。
・そのコースの里山・大山千枚田がとてもきれいで感激した。
・道路も良いし、交通量も少ない。
・大山千枚田の民宿農家民宿五郎兵ヱ」が素晴らしい立地にあり、昔ながらの民宿で、親切でとても気に入った。2食付き5,000円/人でアルコールは原価で買って来てくれる
 


今回の企画と目的

アクアラインの開通により、東京駅からバスで久留里まで1時間20分で行けるようになった。その結果、不便であった房総半島の中央部を気軽に自転車走行出来る様になった。

下記の観点から今回下見を行い、良ければ今後、季節・コースを変えて、何回かの旅行を実施したい。
・自転車で移動しながら、房総の美しい里山を見る。(シーズンを変えて)
・その過程で低山のハイキング登山を行う(自転車を使うとアプローチが簡単になる)
・房総は冬季は温暖で花もきれいなので、自転車で散策する。
・民宿らしい民宿での滞在を楽しむ。
・烏場山(新日本100名山)、高宕山等と云う低い山ではあるが、景色の良い山がある。自転車で登山口まで行けば簡単に登れるので登山もしたい。(これらの山は、岩崎元郎のツアーにも入っている)
・自転車の走行・trainingが目的ではない。(走ろう会ではない?)
 

バス・JR時刻表

高速バス鴨川~東京アクシー号  1,800円/人
・浜松町バスターミナル発 8:00 →東京駅八重洲口発 8:20→アクアライン→ JR久留里駅 9:41 
  時刻表
   東京駅八重洲口乗り場
JR総武線 1,620円/人  (京葉線経由もあります)
東京駅発 7:24→千葉着/発8:13/内房線発8:21→ 木更津着発9:03/久留里線発9:15→JR久留里駅 10:00  
 
 
天気予報  館山   久留里
 
 
 


11月4日時刻表
バス 安房鴨川 東京八重洲口
15:10 17:23
15:40 17:53
16:10 18:23
17:00 19:13
18:00 20:13
19:20 21:28
20:40 22:48
内房線 安房鴨川 浜金谷
15:16 16:42
16:20 17:30
17:21 18:41
18:11 19:22
19:09 20:17
外房線 安房鴨川 勝浦 上総一ノ宮 千葉 船橋
14:48 16:46/17:01 17:16
15:53 18:02/ 12 18:26
16:58 18:00/ 06 19:06
17:57 19:52/ 03 20:17
18:45 19:14/ 18 19:51/54 20:55
19:36 20:05/ 11 20:54/21:21 22:01



全体地図と説明
 
コース全体図:青線はバス路線。緑線は自転車走行予定道路。 
コースは小さなアップダウンはありますが、標高差は少なく、楽に走行出来ます。
舗装道路で交通量も少なく安全に走行出来ます。

 
 
JR久留里駅から 清和県民の森まで。途中に高宕山あり。天気良ければ登る予定。

 
清和県民の森から大山千枚田(民宿)まで。

 
大山千枚田(民宿)から鴨川まで。 途中伊予ヶ岳烏場山あり。天気良ければ登る予定。

 
高宕山周辺地図  登山口リンク情報
標高: 奥畑147m、高宕山330m。 往復2時間もあれば登れるだろう
 
伊予ヶ岳周辺図  伊予ヶ岳
標高: 登山口(赤線の下)約100m 伊予ヶ岳336.6m
往復2時間もあれば登れるだろう
 
烏場山登山口周辺  登山口は現在問い合わせ中
烏場山登山道    リンク情報
標高: 烏場山登山口133m 五十蔵登山口30m 烏場山266.6m 
 往復2時間もあれば登れるだろう





以下は2012年10月7,8日の走行結果です。


2012年10月7,8日走行結果 大山千枚田
 
2012年10月7,8日に房総の久留里から大山千枚田泊で鴨川まで走行した。その記録です。

 
 
1.ルート図
 
コース全体。
久留里線(木更津発)の久留里駅下車、大山千枚田で民宿に泊まり、安房鴨川まで走行。
途中、高宕山(たかごやま:標高330m)、烏場山(からすばやま:標高267m、岩崎元郎の新日本百名山)に登る予定がいずれも登れず。

 
 久留里駅から高宕山、清和県民の森まで。

 
 高宕山、清和県民の森から大山千枚田まで。

 
 大山千枚田から烏場山経由、安房鴨川まで。

 
 高宕山の登山道。
一般的には赤の登山道を登る。右上の三島神社から怒田沢を経由し、高宕山に登り、三島神社に戻る。奥畑にもバスは通るが本数が少ない。
自転車では奥畑まで行き、自転車を置いて高宕山に登山し、奥畑に戻れば比較的簡単に登山できる。
奥畑は標高125m。高宕山まで往復4.3km、標高差200m。往復2時間はかかるか。
登山道はしっかりしている。7日は雨上がりで道の石がすべり、自転車靴の底が平らで歩きにくく、登っても自慢の眺望がきかないので登山は中止。
 
 
烏場山の登山道。
一般的には赤の登山道を登る。内房線の和田浦駅から花嫁街道を経て烏場山に登り、和田浦駅に戻る。
自転車の場合、烏場山に一番近い登山口(標高130m)から登れる。往復1.5km、標高差140m。ところが登山道入り口の標識があるのに登山道が分からず登れなかった。帰宅後和田浦歩こう会に電話したが明確な回答得られず。登山道は整備されていると云う。近所の人に聞いても登山者は何人も見かけるとのこと。簡単に登れるはず。入口は画面左上の肥沼給油所付近からもう一つあるのでそこの道かも知れない。現在確認中。


 
 久留里から大山千枚田までの高低図。
細かなアップダウンがたくさんある。結構良いtrainingになる。

 
 大山千枚田から安房鴨川までの高低図。
 
 



 
 久留里駅。
 
 久留里から走行開始。交通量が少なくきれいな道。

 
  久留里からの道。きれいな里山風景。

 
久留里からの道。いいですね。

 
 久留里からの道。

 
 高宕山登山口
高宕山
(double click でリンク先が開きます。)
岩崎元郎のお山歩教室(double click でリンク先が開きます。)

 
 高宕山登山口からの道。立派に整備されています。

 
 高宕山登山口から大山方面に向かう。

 
高宕山登山口から大山方面に向かう。

 
 高宕山登山口から大山方面に向かう。きれいな棚田。彼岸花もきれい。
 
 
 高宕山登山口から大山方面に向かう。

 
大山千枚田。天皇陛下の御製。

 
大山千枚田。天皇陛下の御製。
平成22年9月の国民体育大会にご臨席の機会に大山千枚田を訪れた際に詠まれた。

刈り終へし 棚田に稲葉 青く茂り あぜのなだりに 彼岸花咲く

注:「なだり[傾](ナダレの転)斜めに傾くこと。また、そのような地形。」(広辞苑)
このページの写真は(平成24年)10月7日撮影のものであり、この歌が詠まれた時期とほぼ一致する。

 
 大山千枚田。天皇陛下の御製の碑。

 
大山千枚田
大山千枚田
(double click でリンク先が開きます。)
刈り取った後は緑がないと思っていた。緑の葉が出てきれい。

 
農家民宿五郎兵ヱ
水は山から引いている。水道もある。
食事のお米はこの農家で収穫したもの。おいしい。
農家民宿
(double click でリンク先が開きます。)
五郎兵ヱ
(double click でリンク先が開きます。)

 
 農家民宿五郎兵ヱ庭

 
 農家民宿五郎兵ヱ庭

 
農家民宿五郎兵ヱ庭からの景色

 
大山千枚田

 
大山千枚田

 
大山千枚田

 
大山千枚田

 
大山千枚田

 
大山千枚田

 
大山千枚田

 
大山から烏場山に行く途中の景色

 
 大山から烏場山に行く途中の景色

 
大山から烏場山に行く途中の景色

 
大山から烏場山に行く途中の景色

 
烏場山登山口の標識。この標識に従って入っていったが道が分からない。家に帰って地図をよく見るとこの付近にもう一つ登山道入口がある。そこから入るようだ。
烏場山:新日本百名山(32番目に記載あり)
(double click でリンク先が開きます。)
烏場山
(double click でリンク先が開きます。)
新日本百名山に指定されてから鋸山より多くの登山客が訪れるという。

 
烏場山登山ルート図。上に書いたAのところに「花嫁街道入口」の標識があったが登山道は分からなかった。和田浦歩こう会に聞いたところ下記の通り。
Aのところからも登れるが入口以外に標識はない。畑のあぜ道の様なところを真っ直ぐに登ればよい。しかし、初めての人には分かりにくいかも知れない。
Bのところからも登れる。入口の標識はあるが分かりにくい。初めての人はこちらの道の方が分かりやすい。現実に行って確かめないとどうなっているか不安。
 
 
 安房鴨川