本州横断 自転車 2012.10.1日改訂
横断コース:熊谷、碓氷峠、軽井沢、千曲川サイクリング道路、上田、小布施、飯山、涌井峠、直江津
無料カウンター
 
 
この計画は、「丹羽隆志の日本ベストサイクリングコース10」(東京地図出版)を読み、「サイクリングロードや旧街道をつないで快適に、味わい深く日本海を目指そう」の主旨のもとにコース案を作成した。

下見走行をした結果、とても良いコースであることを体感したが、本番走行は15名の集団走行であるため、安全を確保して、単なる走行を目的とせず、楽しみながら走行することを主目的にし、ルート設定をかなり見直した。

3回、計4人による綿密な下見の結果、2012年9月15日〜17日に自転車走行15名(5名x3班)、荷物運搬車1台、2人、という大がかりな編成であったが無事迷子も出さず無事故で実施できた。幸い天候にも恵まれ想い出に残る楽しい走行が出来た。(参加者の平均年齢は65〜70歳、女性4名)
下見を十分に行い、GPSを最大限活用したことが成功の大きな要因であると考える。

本サイクリングは走行を目的とせず、自転車走行は日本の素晴らしい景色や旧街道・街並みなどを見て楽しむための手段として使うことに重点を置いた。
具体的には、碓氷峠、1000m道路、海野宿、千曲川の景観、小布施の街並み、涌井峠、高田の寺院、日本海、磯部温泉、上山田温泉など。

事前に詳細なホームページを作成し、参加者に情報を伝え、参加することへの期待を高め、全員がまとまった行動を取れるよう配慮した。結果は成功であったと判断している。

走行することだけが目的ならこんなに詳しい調査やホームページ作成は全く必要ないであろう。GPSに目的地を入力し、そこに向かって走行するだけだから。

下見走行を行う前に丹羽氏が設定したコースを全てGPSのTrackとして作成した。これが意外に大変だった。あの本の地図が小さいだけではなく、景色のよい安全なコースを確保するために緻密なコース設定がなされているからでした。あの紙の地図を見ながら走行するのは現実的には無理でしょう。さらに実際に走行してみるとコースの閉鎖等(サイクリングロードではよくあること)により、他のルートに変更するのは大変だった。川沿いのコースだから簡単に迂回路が見つからなかったり、車が混雑している道路に入り混んでしまったりで不安な気持ちになりました。

15人の安全な走行を確保するために3回目の下見走行、地元市役所・観光協会・地元の人からの情報入手、などを行った。

トイレ情報も重要でした。コンビニは東京の様にはありません。運動施設の仮設トイレはあるが、一般に開放されているのか、使用に耐えるものか疑問です。市役所等に問い合わせました。碓氷峠のトイレ等はすぐに分かるのですが、千曲川サイクリングロードのトイレ等はあまり詳しく知らないようです。結局3回目の下見で公園のトイレで使用に耐えるものを地元の人に聞いたりして見つけたということです。

以上の様な調査の結果、丹羽氏が設定したコースを一部変更した。
主な変更点。(各種情報入手、下見で確認)
・利根川の刀水橋〜坂東大橋間はコースが単純で交通量の少ない利根川南岸を走行した。
・軽井沢の混雑した一般道(追分〜小諸)を避け、交通量が少なく、景色の良い1000m道路を走行した。
・西上田からネズミ橋に致るサイクリング道路はネズミ橋手前で閉鎖されており通行不可。また、ネズミ橋周辺の18号線は幅が狭く、極めて混雑しており危険。これを避けるため、上田大橋で対岸に渡り、新設道路(歩道付きのトンネル2本)を経由して自転車道を走行し上山田温泉に行った。
・松代付近の赤坂橋は取り壊されており、松代大橋を渡った。
・上越市の直江津駅までの混雑した579号線を避け西側の63号線を走行した。
・小布施・小諸・高田市内の見学を追加した。

GPSの活用
・3回の下見のTrackを集め、総合判断により一つのTrackにまとめた。約7,000points。
・これをGarmin GPS Oregon450等に入れ、その「設定Track」に忠実に走行した。
・走行班は5名x3班とし、各班の先頭と最後は設定Trackを入れたGPS所有者とした。
・サイクリング道路の様な不確実な道路では、Routeで設定するととんでもないコースをナビされる危険性があるので、コースはTrackで設定した。
・ところがGarmin NuviはTrackデータを読み込めない、Routeデータも多数は読み込めないと云うことを初めて知りやや驚いたが、無事Oregon等のTrackを読み込める機種を揃えることが出来安心した。
・その結果、15名がコースを迷うことなく全員安心して走行できた。


なお、丹羽氏のコース設定は葛西臨海公園(東京湾)〜直江津(日本海)本州横断である。なぜか丹羽氏はこれを「本州縦断! 東京湾から日本海へ)というタイトルをつけている。
我々は2012年1月29日に川越→葛西臨海公園までの走行を実施している。このコースは単純なのでここに記載しない。ただし、この日は強烈な風が吹き、川越→葛西は追い風で走行がとても楽であったが、逆コースであったら走行は大変であっただろう。

なお、川越〜熊谷のコースは下見結果を参照下さい。


目次

1.第1日目 9月15日 熊谷または本庄から磯部温泉まで。 
2.第2日目 9月16日 磯部温泉から上山田温泉まで。 
3.第3日目 9月17日 上山田から直江津駅まで。 
下見結果報告
 


コースのTracksとWaypointsのdownload
 
天気予報 
 熊谷     安中          上田       飯山    高田
 




 1.第1日目 9月15日 熊谷または本庄から磯部温泉まで。
 
 走行距離は熊谷から約73km。本庄からは約44km。
 熊谷・本庄着の電車の時刻表は表の右上にあります。
上記のスケジュール表は次の条件で作成した。
・8月7日に酷暑の中、3人で下見走行を行った結果を基本データとした。
・ある区間からある区間への走行速度は下見と同じにした。
・酷暑のため多少走行速度は下がったであろうが、3人の走行実績を尊重した。
・9月の走行人員は15名。走行速度を上げて無理をすることは避けるべきと考えた。
・酷暑の中で行われた下見は十分な休憩時間をとったので、9月の走行は休憩時間を短縮する。
・表の右から3列目は出発時間のみが下見と異なり、走行速度・休憩時間は下見と同じ場合。磯部着は17:53分で日没時刻17:55とほぼ同じであり、日没までには宿に到着できる。
・表の右から2列目は休憩時間を短縮して日没1時間前に磯部に到着するためのタイムスケジュール。9月の走行ではこのタイムスケジュールより遅れないように走行する。
・表の右端は本庄発のタイムスケジュール。かなり余裕があるように見えるが、熊谷組が予定より早く走行すればこの余裕は少なくなる。

・昼食は上州名物「登利平のとり飯」を予定。まとめ手配。「楽だ号」で運ぶ。


 
コースの全体図。本庄から坂東大橋までのコースは水色。

 
 本庄、坂東大橋、ゴルフ場、昼食場所の水辺の森公園付近のルート図。
当初新玉村ゴルフ場のトイレ、水等がある場所で昼食にする予定であったがゴルフ場から断られた。カートの出入りがある等の理由で自転車15台も停められては困る、多人数が休憩しボールが当たっても困るとのこと。ゴルフ場で長時間休憩しないこと。

 
 
 
 
  昼食場所の水辺の森公園付近ルート図。
・昼食は上州名物「登利平のとり飯」を予定。まとめ手配。「楽だ号」で運ぶ。
・大きな公園で昼食場所は40号線の西側の「水辺の森公園」の「あずまや」が良いとのこと。木陰、トイレもある。ここなら「楽だ号」からの弁当などを受け取りやすい。

・コンビニは岩倉橋を渡ったところにあるという。
 
 
 水辺の森公園詳細図。(現実の配置図はこの詳細図とはやや異なる様だ。)
集合場所は画面左上の駐車場前の「あずまや」付近

をつけた「あずまや」で昼食。吉川さん「楽だ号」
 
 
水辺の森公園から高崎付近まで。一般道が多い。走行注意。

 
高崎から磯部温泉まで。安中以降は比較的交通量の少ない旧道を走行する。
 
 
 熊谷・磯辺のルート高低図。合計180m程度の緩い上り。標高差少なく、上っている感じはしない。
 
 





2.第2日目 9月16日 磯部温泉から上山田温泉まで。
 
 
走行距離は87km、 標高差746m。
景色の良い所:碓氷峠、1000m道路、海野宿、千曲川。
昼食峠の釜めしの予定。まとめ手配。「楽だ号」で運ぶ。
上田大橋を渡ってすぐにトンネル2本(300m、500m)あり。歩道はあるがライト持参のこと。
 
 
 磯部から碓氷峠を越えて軽井沢へ。磯部から碓氷峠までは交通量少ないが、軽井沢に入ると多くなる。要注意。
横川を過ぎて、碓氷湖、レンガ作りのめがね橋、熊ノ平(階段を上ると線路があり、猿がいる。駐車場、トイレあり)を経て碓氷峠へ。コースで一番景色のよいところ。
カーブ標識
184まであり。
 
 
 軽井沢から追分(標高が一番高いところ)まで走行し、ここで昼食。ある方の別荘をお借りした。

昼食峠の釜めしの予定。

交通混雑を避けて1000m道路を走行した。樹木が多く、交通量も少なく良いルート。


 .
 1000m道路を下り、小諸経由上田に向かう。
追分から海野宿までのほぼ中間点の小諸での休憩所を北国街道沿いの「北国街道与良館」にした。トイレあり。

上の地図の右下端参照。1000m道路を下りて来て18号線を右折する予定であったが、直進し、街の中に入り、「北国街道与良館」で休憩し、画面右下の141号線を通って緑の18号線に合流した。

小諸からは千曲川沿いの道になる。
カインズホーム小諸付近から18号線の100〜200m南を平行して走る交通量の少ない道がありここを走行した。

小諸から暫く行くと海野宿がある。素晴らしい家並みで店やトイレがある。

海野宿から上田大橋まではCRを走った。

 
 上田駅から暫く行くと上田大橋があり、そこを渡って「道の駅」で一休みし、新設のトンネル2本を通って、サイクリング道路に入り、上山田まで行く。

下見の時はネズミ橋付近のCRが閉鎖されており、狭くて交通量が極めて多い18号線を走らざるを得ず、かなりの時間ロスをした。精神的にも疲れた。下見で一番苦労したところ。

市役所のアドバイスを受け、今回久保さんが再度下見をしてくれた。そして全く新しいルートを実走し、安全かつ快適に走行出来ることを体験してくれた。感謝。


 
上田大橋、道の駅、トンネル2本付近の拡大図。
右にある橋が上田大橋。
CRから来て18号線に突き当たる。CRと18号線は高度差があるが、側道を上ると18号線に簡単に入ることが出来た。

上田大橋で千曲川を渡ると、右に「道の駅」がある。上の地図では77号線が使えるように書いてあるが、現在は閉鎖されている。
道の駅で一休みし、出て右に行くと自然にトンネルの中の右側にある歩道に入る。
そしてトンネルを出ると自然にCRに入り、そのまま上山田まで行けます。
以上久保さんの下見の結果報告に従ったルートでとても助かりました。

 
 CRを行くと上山田温泉に着く。

 

 ルートの断面図です。磯部から追分まで標高差約750m。勾配がきつくないのでゆっくり上れば比較的簡単に上れる。景色を楽しみながら上りましょう。
追分で昼食後景色の良い1000m道路を走行、標高差約600mを下った。


 
 上山田のコインランドリーとコンビニ。亀清旅館から約800m。その先にセブンイレブン(24時間営業)

 







  3.第3日目 9月17日 上山田から直江津駅まで。
 
 
・走行距離は114km。 
・千曲川沿いのコースは素晴らしい景色。花の季節に来たら素晴らしいと思います。
・涌井峠の上り勾配は碓氷峠よりきつい。
・涌井峠からは下りだけです。
・このコースは涌井峠の前後にトイレが少ない。トンネルを出た直後にある「かじか亭」(そばや)か隣の「生活センター」(休日閉館)のトイレを使わせてもらう。

昼食竹風堂の栗おこわまとめ手配。「楽だ号」で運ぶ。

 
 
 上山田亀清旅館から直江津駅(上越市)までの全体図。
直江津近くにある水色のコースは交通量が多いので避けた方がよい。

 
  上山田からの千曲川沿いのコース。
CRなのでトイレがなく困ったが、久保さんが下見してくれ、南長野運動公園、福島運動公園のトイレが良いことが分かった。
南長野運動公園は画面上部にあります。

トイレらしきものは結構たくさん地図に掲載されていますが、本当に使えるかが問題。施錠されているかも知れませんし、とても使えない状態かもしれません。久保さんの下見で当初予定していた公園の中のトイレが使用に耐えないことが分かりました。たくさんのトイレから現場で選ぶしかありません。

画面上部に山本勘助の墓がありますが、文字が出ていませんが。

 
千曲川沿いのCR。素晴らしい景色です。
画面中央に福島運動公園がある。ここのトイレは良い。
画面の上に「小布施道の駅」があり、ここで一休みしました。
その後、右に行き小布施。きれいな街を見ながら一休みしました。

 
 小布施から403号線を行ってもよいのですが、今回の久保さんの下見の結果、交通量が多いとのことでこれは通らず、千曲川沿いの道に戻った。

 
 千曲川沿いの道を行き飯山に着き、飯山市民会館のある城山公園で昼食にした。
城址に上ると千曲川の景色がとても良い。トイレあり。
城山公園の約1km手前に「おやき」の喜楽堂があり、ここで1人2個程度のおやきを買い竹風堂の栗おこわと共に昼食とした。

 
 
 飯山駅、おやきの店喜楽堂、市民会館付近拡大図。

昼食後、涌井峠の上りにかかった。最初の上りの勾配がややきついが、標高差が小さく、頑張って上っている間に上れてしまう。
スノーシェルターを過ぎ、トンネルを抜けると涌井峠。トンネルは
ライト必要。

 
 涌井峠を過ぎると下りで、トンネルが二つある。
最初のトンネルを出てすぐ左側に「かじか亭」(そばや)があるが、トンネルの入口の横にトンネルを通らないで行ける道がある。
この地域(富倉)のそばは「幻のそば」とも云われ美味しいそうです。「幻の富倉そば」
ここで一休みし、トイレを使わせてもらいました。次のトイレは妙高市役所(休日閉鎖?)までありません。
ここにある「生活センター」
(休日休館)のトイレも声をかければ使えるそうです。

トンネルは短く交通量はさほど多くありません。ただしライトは必ず使って下さい。


トンネルを過ぎると妙高市役所までは下り。
途中の小さな店では飲み物がある程度。
 
妙高市役所(新井)から直江津駅まで。
 緑のルートを行った。(水色のルートは下見で走行したもの。交通量多い。市役所と相談の結果、緑のルートに変更)
途中、高田で右折し、寺院の多いところを通った。
 そして最後は日本海。直江津駅は日本海からすぐ近くです。

自転車をヤマトで送る人は直江津駅からヤマト運輸 上越直江津センター 新潟県上越市大字藤野新田365-2 TEL0258403334に行って下さい。直江津駅の南約3km。関川大橋を渡り右方向です。
料金はこちら参照。
 
 


 ルート高低図。
上山田から飯山までは平坦。
飯山で昼食後、涌井峠の上りにかかる。勾配があり、ややきついが距離が短いのであまり苦労せずに上れます。
涌井峠を過ぎれば下りばかり。

   
 小布施市内  飯山の城山公園。昼食場所。景色がよい。
   
 高田の寺院の多い通り。ここを走行。  日本海と直江津駅周辺。
 寺院が60ヶ所以上立ち並ぶ全国でも珍しい一画。画面一番下の浄興寺、常敬寺、善導寺等が有名。

 
 高田の街並み
 










本州横断 下見結果
 
 
 8月7〜9日に猛暑の中全コースの下見走行をしてきましたので結果を報告します。
 
 

試走会報告

日程 8月7日(火)7時7:06大宮西口出発

GPSの最短コースを走行、荒川に向かって走る(※思ったより遠かった)

荒川サイクリングロードは快適。続く比企丘陵コースも良好

※吉見の休憩所は食料、飲み物の補給が可能、トイレ、室内での休憩も快適

※ホンダエアポートはトイレ、自動販売機など完全に利用不可

熊谷から市内を通り、利根川。利根川サイクリングロードは休憩所、日蔭などまったくない。食事場所も一か所、深谷にラーメン店があるのみ。酪農農家の前の日陰で暑さに参り、三人ともへばる。その後、玉村町の町営ゴルフ場でも30分ほど休憩(テントの下、冷水器などがある)ここで電車に乗ってしまおうかという提案が出た。

しかし、その後は快適で楽しかった。

その後は日没で暗くなり、磯部の小島屋旅館宿に着いたのは20時19:37ごろ。

日程的にとても無理があると感じた。

宿はとてもよく、温泉、翌日の早朝朝食アレンジも受け入れてくれた。

 

8月8日(水)

前日の疲れもあり、涼しいうちに碓氷峠を走りたく、朝5時5:25に出発。旅館には、朝食をおにぎりにしてもらう。快く応じてくれた。

碓氷峠の手前のコンビニの駐車場、荒船山がよく見えるところで、おにぎりを食べ、碓氷峠へ。何度も休憩をとってゆっくり登る(前日の暑さによるダメージと、軽井沢での昼食のための時間調整)。碓氷峠は車も少なく、涼しいし、メガネ橋、鉄道遺産などがあり、森林浴も楽しい。

※水の補給がまったくできない

碓氷峠を過ぎ、軽井沢に。ここから上山田までは、一般道オンリー。大型車が多く楽しくない。

※上田に出てから、千曲川沿いにとても良いサイクリングロードがあったが、行き止まりになっていた。GPSには行き止まりに表示されないので要注意。

上山田温泉、亀清旅館で宿泊17:59

※旅館で、翌朝早く出たいから朝食を早めに出してほしいと希望したが、断られた。おにぎりなどを頼んでも不可(食品衛生の観点から)

一番早い時間で7時半からだった

 

8月9日(木)

朝食は交渉して7時15分にスタート

※朝食なしのプランで交渉、前夜各自で用意するなどの対策が必要。なお、旅館のちかくのコンビニは午前7時から

8時7:59に旅館を出発。千曲川沿いのサイクリングロードはとても快適で、飯山まで楽しめた。※水の補給はできない。

飯山駅で昼食。その後涌井峠を越える。勾配はきつい。車の量はさほど多くない。トンネルが2か所。歩道は手前のはなし、後のはある(あまりいい歩道ではない)。ただし長くないので、さほど問題ではない。

途中から下りになり、商店が1軒あり。その後、普通の一般道になり、直江津まで。

ほぼ休憩、見学なしで直江津5時17:11着。

 

問題点と提案

・1日目、大宮発9時半はムリ。遅くとも8時に出発しないと。

(熊谷9時過ぎ通過)

参考データ 8月8日 日の出4時57分 日没18時47分

      9月15日 日の出5時28分 日没17時56分

・提案としてサポートカーを吉川氏が運転、荷物、水などを運搬する

 

前田氏の提案と感想→最後に帰宅後考えた提案を追加しました。

・大宮から直江津を3日間でやるのはムリ。3日間すべて参加、というのではなく、1日単位でも参加できるようにしたらどうか。

スタート地点の変更も考慮したほうがいいかもしれない

例 1日目は横川から参加する、というプランも作る。大宮から全部走りたい人とは別に、楽しみたい人向け。または熊谷から高崎の間のどこかの駅からスタート、など

・人数については、5人くらいの班に分け、班ごとにメイン、サブチーフを決める

感想は、「1日目、おもしろくない 2日目、前半(碓氷峠)はGOODだが、後半(一般道オンリー)は難あり 3日目、全体的に楽しい」

 

吉川氏の提案と感想

・3日間たいへん達成感のある楽しいサイクリングだった。

ただちょっときついところもあるので、楽しいところだけを拾った「おいしいとこどり」サイクリングプランを別枠で考えてもいいのではないか。

例 玉村などの、磯部の手前からスタートをして、磯部で泊り、翌日碓氷峠を走り、軽井沢から帰る

もうひとつとしては、上山田温泉に来て、そこから千曲川サイクリングロードを満喫、涌井峠を攻略して直江津まで。

3人ともけっこう苦労した。達成感はとてもあったが、「サイクリングを楽しむ」という人には、3日間コースを貫くのはかなりきついと思う。

以上です(文責 久保)

 
 

 

本州横断サイクリングについての提案(前田種雄)

すでに山本さんが6月初旬に全コースを走行しているのでGPSデータもあり全体像は把握できていた。

しかし、丹羽さんの本を買って地図を見たところルートはかなり複雑であると感じた。とりあえずMapSourceにルートをinputしてみたがかなり時間がかかった。複雑さが実感できた。

参加者が最大15名になることを想定すると、下見をした人が一人では不十分であろう。交通混雑している道路もかなり走らなければならない。15人集団で走行するのは無理である。

また、本番は9月中旬であり、暑さも厳しいであろう。(熊谷の最高気温:6月上旬20℃、8月上旬32.4℃、9月中旬27.0℃)

そこで暑さ対策の体験、コースの下見、trainingをかねて無謀にも全コースの下見を計画した。一人では不安なので吉川さんに声をかけたら快く引き受けてくれた。そして実施直前に長野地域に詳しい久保さんも参加してくれることになり3人で、8月7日大宮をスタートした。

第一日目の暑さは想像以上にきつかった。そのため、途中で十分に休憩を取りながら走行したがそれでもきつかった。

さらにサイクリングロードと云うのは工事のため閉鎖されているところがあり、6月に山本さんが走行できたルートが閉鎖されていたりして、余分な時間がかかってしまった。

余裕をみた計画を立てることが重要であろう。

 

下見全体については久保さんの報告をご覧下さい。

 

久保さんの報告の中にも前田の提案・感想がありますが、帰宅してデータを調べ、提案・感想をまとめ直しましたので下記します。

1.実走行データからの判断

・第1日目:大宮→磯部温泉     118km →距離が長すぎる。(健脚向き、一般は無理)

・第2日目:磯部温泉→上山田温泉 92km  →碓井峠を登れば後は下りであり、一般でも可能。

・第3日目:上山田温泉→直江津  111km  →涌井峠を登れば後は下りであり、一般でも可能。

合計                    321km

 注:8月9日と9月15日の日出、日没時刻:4時57分、18時47分:5時28分、17時56分

   →合計80分短縮される。

 

2.従って「第1日目:大宮→磯部温泉」の一般向けコースとして「高崎線本庄発→磯部温泉約44km」を提案する。 本庄駅からサイクリングコースまでは約4km。上野から高崎線が約1.5時間であり、磯部に夕方までに着くことは十分可能。

 

3.15人の集団行動は避けること。最大5−7人/集団として、各集団は原則別行動とし、集合場所を決めておき集合場所でのみ全員集合する。各集団にはGPSでルートを常にチェックできる2人のリーダー(先頭リーダーと最後尾のサブリーダー)を配置する。

 

4.参加者は最大15名?とし、それ以上増やさない。(集団行動を維持できない)

 

 
 
 参考
 旧碓氷峠サイクリングのサイト(写真付きで解説しているので是非参照下さい。)
 その1 碓氷峠・軽井沢サイクリング 青春18きっぷの旅
 その2 旧碓氷峠サイクリング