Google Earth Proの使い方 言語設定/地名検索
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4-2-1 Google Earth 中国地名・山名検索 | |||
あまり名前が知られていないと思われるチベット方面の地名・山名がどの程度検索にかかるかを調べてみた。 地名・山名は、最近刊行された「チベット◦謀略と冒険の史劇 -アメリカと中国の狭間で 」倉知 敬 (著)、社会評論社の中村保氏の写真説明に出てくるもの選んだ。 |
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あまり名前が知られてない中国四川省の山「尼色峨」について名前検索してみた。, | |||
日本語設定 | 英語設定 | 中国語設定 | ロシア語設定 |
Nise'e | Nise'e |
尼色峨 と表示される。 |
Nise'e |
「尼色峨」で検索して「尼色峨」の名前で検索結果が表示されたのは言語設定「中国語」の場合のみであった。「尼色峨」の緯度経度は正しいから正しい地点を示している。 一方、言語設定(日本語、英語、ロシア語)では緯度経度は正しいが、すべて「Nise'e」と表示される。 「Nise'e」というのは「尼色峨」の英語表記かと思いGoogleで検索したが検索されず英語名ではないと思われる。 ・「Nise'e Mountain」「Nise'e china」等で検索したが「尼色峨」と思われるものは全く検索されない。 ・さらにGoogle Earthで「Nise'e」を検索しても何も検索されない。(「Nise'e」と表示されているときは検索されるが、表示されてないときに検索しても何も表示されない。) 「Nise'e」が何であるかは今後の要調査事項。 以下言語設定を「中国語と日本語」にして検索した結果を示す。 言語設定を変えると検索される地名/表記も変わる。 中国の地名を検索するなら言語設定を中国語にしておいた方が良いようだ。 検索結果は検索候補がいくつかあるなかで自動的に検索されたものであり中村保氏の写真説明の地点であるかは検証していない。 地名の下に表示した緯度経度高度は画面の右下に表示された検索地点のものである。 |
尼色峨 | 念青唐古拉山 |
Nyainqentanglha Shan と表示された |
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海子山 | 昌都 |
賛丹寺 | 打拉日 |
理塘高原 | 嘉黎 |
酒店が表示された |
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比如 | 達木寺 |
波密村 | 雅拉山 |
地図なし | |
検索の表示候補はたくさん表示されるが地図が表示されたところは一つもなかった。 表示候補はGoogle Earthに地名が登録されているものではなく、地図とか普通の検索に登録されている地名等が表示されるようだ。 他の地名検索でも多くの地点が表示候補に表示されるがGoogle Earthに登録されてないものも多い。 |
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言語設定日本語での検索結果 |
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尼色峨 日本語設定 | 念青唐古拉山 日本語設定 |
中国語では「尼色峨 」と表示されたが日本語ではNise'eになる。Nise'eは山の名前ではないようだ。 |
中国語と同じ。 Nyainqentanglha Shan |
海子山 日本語設定 | 昌都 日本語設定 |
中国語と同じ。 | 城関鎮と表示 |
賛丹寺 日本語設定 | 打拉日 日本語設定 |
中国語も日本語にもカタカタ表記あり。 | Dalari というローマ字表記 |
理塘高原 日本語設定 | 嘉黎 日本語設定 |
中国語では酒店が出たが、日本語では何も表示されない | 「ラリ」というカタカナ表記 |
比如 日本語設定 | 達木寺 日本語設定 |
「ビル」というカタカナ表記 | 「達木寺」という漢字表記 |
波密村 日本語設定 | 雅拉山 日本語設定 |
候補は表示されるが地図上には何も表示されない。 | 候補は表示されるが地図上には何も表示されない。 |