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ーパソコン上で地図、GPSデータを扱うソフトー
使用方法を初心者用に分かりやすく詳細に解説しました。download、install、使用方法概要、画面の説明、Waypoint/Trackの作り方、GPSとのデータやりとりなど、走行データ解析など。


(スマホ・GPSによる)ルート誤誘導問題 


 
BaseCampは従来のMapSourceに替わる新ソフト。MapSourceは2010年以降Updateされていません。  
 
 
地図情報が豊富な日本国内でのサイクリングなどにはルートラボを使う方が簡単かもしれません。
ただし、パソコン、ネットに慣れていない場合は自分のパソコンに全ての記録が残り、安定して使用でき、自由度の高いBaseCampの方が安心して使えるでしょう。

また、ルートラボ等で入手した.gpx file等を編集するにはBaseCampを使うのが便利です。
 

参考:等高線図・高低図作成の全体のフロー



目次 

Garmin社のマニュアル( tutorial video )
Garmin社のマニュアル(文章)

1.BaseCamp downloadとinstall 

2.世界地図のinstall 

3.SRTM高度データを重ねる地図を作る
      SRTM高度データを使わない場合は省略可

4.使用方法概要 
  4-1 日本地図のdownload/install
   4-2 画面の説明

5.Waypointの作成
  5-1. BaseCampを使ってのWaypointの作成法
  5-2. Google Mapsを使ってのWaypointの作成法
 
6.Trackの作成
  TrackとRouteについて(必ず読んで下さい)  2017_11_24改訂
  6-1 Trackの作成
   6-2 Trackの編集(修正、結合/分離/削除/移動/挿入)
  6-3 道路に沿ったTrackの作成 2017_11_30作成
 
7.Routeの作成
  7-1 Routeの作成
   7-2 Routeの編集(修正、結合/分離/削除/移動/挿入) 2017_10_25日追加
    7ー3 Routeの誤誘導問題含むアクティビティ・プロファイル設定問題
             2017_10_25日追加
 
 
8.データをGPSに送る(Waypoint、Track、Route)
     
外部データ(メールで受け取ったデータなど)はこちら参照
  
  8.1 地図をGPSに送る

9.GPSからデータをBaseCampに取込む       
   (Waypoint、Track、Route)
 
10.GPS等から取り込んだTrackの編集
 
11.GPSから取り込んだ走行データの解析(高低図・走行記録)
 
12.外部とBaseCampのデータimport/export
 
13.Track/Route変換
 
14.GPSメモリー中の地図を見る
 
15.データのバックアップ/復元
 
 
 




 本編(作業、操作方法)
 
 
1.BaseCamp downloadとinstall(Windows8.1の場合を以下説明) 目次
 
 Windows用は以下の説明を読んでdownload/Installしてください。

Mac用はこちらのサイトからdownloadしてください。

   

download サイトからdownloadする。

上の画面の説明。

Windows Vista SP2以降はversion4.4.4相当を、それより古いOSはversion4.2.5相当をdownload。
「保存」する。
  保存された「BaseCamp_444.exe」をダブルclick。
     
   
一番下の窓にチェックを入れ、「次へ」   「次へ」
     
     
「終了」   アプリビューに「BaseCamp」が登録される。
     
   
アプリビューの「BaseCamp」をclickすると地図の画面が立ち上がる。この地図は添付されている無料の「グローバル地図」で極めて粗い地図。   BaseCampの編集タブを開き「オプション」を選択して下さい。
     
     
画面下の「グリッド」の窓右にある▼を押して緯度経度表示を画面の様にしておいた方が後々楽だと思います。

   
     
これでBaseCampのinstallは終了。    
     
 


   
2.世界地図のinstall                                                                                       目次
 OSM地図のinstall/download参照  
日本地図はこちら

   
3.SRTM高度データを重ねる地図を作る  
    SRTM高度データを使わない場合は省略可。                                                                 目次
   
BaseCampで OSMのBedel Pass付近の地図を開き、この部分を画面キャプチャーソフトで「.bmp」形式で取り込み、適当にトリミングします。
キャプチャ-はWindows付属のPrintScreen 機能を使うのが簡単です。

Windows+PrintScreenを押して画面を取り込みます。
トリミング等はPhotoshopを使っています。

Kashmirで使う地図は必ず「.bmp」形式で取り込んで下さい。
  BaseCamp画面の上から2行目にあるを押し、左の画面の地図の左上付近を左click。
上の画面がでます。
「新しいウエイポイント」をclickすると次の画面になります。
     
   
landの部分を左clickすると次の画面になります。   青の旗の右の▼を押すと次の画面になります。
     
     
画面一番下のカスタムの青丸を選択します。   名前の窓のlandをtaaにします。
taにすると無効な名前ですなどの表示が出ることがあります。適当に対処して下さい。
     
     
この様にして緯度経度が明らかな二つの位置「te」と「taa」を地図の対角線上に作ります。
この地図を使ってSRTMの高度データと重ね等高線図を作成します。
「te」と「taa」の2つの緯度経度データはCopyしてWord等に貼り付けておき、Kashmirで高度データを重ねる時にCopy/Pasteで使います。メモ書きは入力ミスの原因になるので避けた方がよいでしょう。
 
 

4.使用方法概要               
  目次
4-1 日本地図のdownload/install
4-1-1:OpenStreetMap for GARMIN
 OpenStreetMap for GARMINdownloadサイトから無料日本地図をdownloadします。

右の画面で

日本の等高線有/「UTF8」

をクリックしてdownloadします。


この地図は日本語化されていて素晴らしいのですが、いくつかの制約条件があります。

制約条件の詳細は
OpenStreetMap for GARMIN
icon-exclamation-circleの「注意事項」を参照して下さい。

さらに詳細はこちらのサイトを参照ください。
 
 
   
 downloadされたfileは右の様です。
gmapsupp.imgが地図fileです。

GPSのSDカードにgarminというfolderを作成しておきその中にdownloadされたfileを入れます。

garmin folderには複数の地図fileを入れられますのでこの地図の名前を例えば OSM_nippon としておきます。

この地図fileをBaseCampに入れるにはMapSetToolKitを使います。

 


 
4-1-2:OSM Map of Japan for Garmin Device
この地図はシフトJISなので新しいGPSでは使えない可能性があります。BaseCampにインスト-ルして使うことは出来ます。

OSM Map of Japanのサイト(右の画面)から無料日本地図をdownloadします。
下から4行参照。

japan.exeはBaseCampにinstallする地図。
japan.exeをclickしてdownload/installする。その詳細はこちらを参照。


japan.zipはGPSにinstallする地図
(install方法は別項で説明)
   
     
   
installされるとBaseCampの画面の地図タブ中に「Japan OSM Series」が現れる。これにチェックを入れるとOSMの日本地図が表示される。   OSMの日本地図
 

4-2 画面の説明

 
上記の画面、ツールバー、等を詳細説明を必ずご覧下さい。
 



5.Waypointの作成               
   目次
WaypointとはBaseCampやGPSに登録した地点・地名・施設等です。

地図上には多くの名前がついた地名・施設がありますが、BaseCampやGPSに登録してないものはWaypointとはいいません。

BaseCamp画面の左側に「リスト」Waypoint等を入れる場所:例えば「磯部・上山田」を作成し、そこをclickした後にWaypointを作成して下さい。作成したWaypointがそのリストの中に入ります。
分からない場合は詳細説明を良く読んで下さい。


 目次
5-1. BaseCampを使ってのWaypointの作成法
5-2. Google Mapsを使ってのWaypointの作成法
 
 Waypoint,Track、Routeの取り扱い上の注意
同じ名前のWaypoint,Track、Routeがいくつかのリストに入っている場合、次の様な現象が起こりますので十分気を付けて下さい。

・あるリストの中のWaypoint等の名前を変更すると他のリストの中にある名前も変更される。
 例えば、Waypoint磯部の名前を「磯部温泉」に変更すると、全てのWaypoint「磯部」は「磯部温泉」になる。

Waypoint等を削除すると全てのリストの中の同じ名前のWaypointは削除される。

名前が変更されたり削除されないようにするにはBaseCamp外、例えば「ドキュメント」の中にMy Garmin等というfolderを作っておきそこに入れておくこと。
データをBaseCampから外に出す(export)、外からデータをBaseCampに取り込む(import)はimport/export参照


 
 


5-1. BaseCampを使ってのWaypointの作成法

画面左側のマイコレクションの 「磯部・上山田」をclickした後
(分からない場合は詳細説明を良く読んで下さい。)

 
 をclickし、「磯部」の上で右clickすると上の画面になる。「新しいウェイポイント」を左clickする。    この画面が出るので名前「磯部」。ディスプレイ「駅のマーク」(窓右の▼で選択可)を確認する。
     
 
 同様に戸倉を作成。    同様に戸倉を作成。
     
 

   
5-2. Google Mapsを使ってのWaypointの作成法
  
 画面左側のマイコレクションの「磯部・上山田」をclickした後
(分からない場合は詳細説明を良く読んで下さい。)

 
この画面が出てくる。.
ここで緯度経度をCopyしようとするとうまく行かないことがある。
確実に行うには表示された緯度経度のところをクリックすると下の様な画面が左上に出てくる。
 Google Maps を開き、磯部駅の上で右click。「この場所について」を左click。,    
この画面で緯度・経度をCopy/PasteでWord等に記録しておく。
緯度・経度の表示のされ方はBrowserによって異なる。上部には地名が表示されることがあるが下部の表示はどのBrowserでも表示されるようだ。
 
BaseCampを開きをclickした後、地図上のどこでもよいから右click。
「新しいウェイポイント」を左click。
  「008」を左click。
 
この画面になる。   名前を「磯部駅」、ディスプレイを「駅」、位置を「記録してある磯部駅の位置」に変更。右上Xで画面を閉じる。
     
 
「磯部駅」が出来ている。   リスト「磯部・上山田」の中にも入っている。
     
     



 6.Trackの作成                                                                          
     目次
 
TrackとRouteについて
(必ず読んで下さい)  2017_11_24改訂
GPSの機種によってはパソコンでTrackを作成してもGPSに入れられないものがありますので注意して下さい。(例nuviシリーズ)
6-1 Trackの作成
以下に記載した方法で作成したTrackは標高データを持っていません。高低図などを作成するには標高データを持たせなければなりません。その方法はGPS Visualizerの使い方参照。
長距離の車走行用Trackを道路沿いにきれいに作成する場合、小生は次のようにしています。
通過点を出来るだけ多くしてRouteを作り、大きなミスは修正して、Track変換します。そしてTrackで最終調整します。

自転車集団走行のように、コースを特に慎重に設定しなければならない場合、面倒でも最初からTrackを作成します。


既存のTrackを編集するのも良い方法です。特に日本では、ネットを探すとたくさんの実走Trackがあるのでdownloadし、追加/削除/編集して自分用のTrackを作るのが比較的簡単に出来ます。


Trackの例
 
本州横断サイクリングの際に作成したTrackです。

 
この様なTrackをどの様に作るか以下に説明します。
Trackを作るのは簡単ですが、コースを決めるのが難しい。
軽井沢から小諸に抜ける場合、一般的には18号を通ります。しかし、下見をした結果、交通量が多く走行していて楽しくありません。地元の人に1000m道路を推奨して貰いました。静かな景色の良いコースでした。


 画面左側のマイコレクションの「磯部・上山田」をclickした後
   
 をclickするとポインターがになる。その先端をTrack開始点に置き、左click。次の地点に行き左click。    「次の地点に行き左click」を繰り返す。
途中で間違った地点をclickした場合は、「戻るボタン」を押すか「Ctrl+Z」で戻します。
   
到着点小諸で右click。   をclickした後、黒いTrack上で右click/プロパティ。名前を「追分_小諸」にしTrackの色を「赤」にする。
画面に距離20.5kmが表示される。
高度データがある場合は「グラフ」タブを押すと高低図が出てくる。
     
 
   
「磯部_上山田」をclick。    画面下の「磯部_上山田」の中にTrack「追分_小諸」が入っている。
     
   
 をclickし、さらにTrack「追分_小諸」をclickすると上の画面になる。
地図画面とデータ画面の切り替え
   
 

   
 6-2 Trackの編集 

 
Trackの基礎、修正結合/分離/削除/移動/挿入


分離/消去の基礎
   
 を近づけると消去される地点がXで示される。clickするとその地点が消去される。右の図。
  同様に消去を行うと次の図。
     
   
 同様に消去を行うと次の図。    同様に消去を行うと次の図。
     
     
     
   
右から二つ目の山の付近をでclick。   1つのTrackが2つに分離された。
     
     
 で赤線をclickすると赤線が消去された。    
     
   
地点の固まりをで何回もclickすると    固まりが消える。
     
 
 
修正
   
間違ったTrackを作成してしまった場合、選択した後をclickするとポインタの先がになるので消去したい地点↑↑のところをでclickする   消去したい地点が消えたTrack。
 
   
結合    
   
赤Trackと青Trackを結合します。   を左clickし、ポインターで赤Trackを左click、さらにShiftキーを押しながら青Trackを右click。赤/青Track共に選択される。
「選択されたトラックを結合する」を左click。
     
   
赤Track「トラック」の先に青Track「トラック002」を結合します。   「はい」をclick。
     
   
赤の先に青Trackが結合され赤Trackになった。   「トラック」
「トラック002」
の順になっているときに「トラック002」を選択し▲を押すと「トラック002」が上に来る。
すると「トラック002」の先に「トラック」が結合される。
     
   
また、「トラック002」をclickし、をclickすると「トラック002」の前後が逆転します。その状態で結合させると

   この様になります。
     
分離    
   
Trackを選択し、をclick、ポインターをカット地点におき、clickするとTrackが分離される。   分離された右側のTrackの左端をでclickすると先端が消去される。
 
   
 移動  (2017.10追加)    
   
上のTrackは迂回しているので最短距離のTrackに移動させる。    移動ボタンをクリックしてポインターをA(黒丸あり)からBにドラッグする。TrackがBに移動する。
   
 同様にTrack上の黒丸を次々に新しいTrack上にドラッグする。   ドラッグを終わったら古いTrack上の黒丸をで消してゆく。
   
 最後にこのようになり移動は完了。    
 
   
挿入     (2017.10追加)    
   
A、Bにある黒丸の間に二つの黒丸を挿入する。    挿入ボタンをクリックしてP点に置くとAB間が黒くなる。
     
   
その状態でC点までドラッグすると黒い線が出てくる。    C点でクリックするとTrackがC点経由になる。
   
ポインターを上図の黒い線のところに置いて    右角にドラッグしクリックするとTrackが移動する。
ESCキーを押せば挿入は終了する。
     
削除    
   
 をclickした後、削除したいTrackを右click。上の画面で「削除」。    
     



 6-3 道路に沿ったTrackの作成  2017_11_30作成
 
Trackをクリックを重ねて作成すると地点間を直線で結んだものになり、道路に沿ったきれいなものになりません。
道路に沿ったきれいなTrackを作るにはRouteをTrackに変換すれば良いのです。
以下にその方法を示します。

クリックを何回も行って描いたTrack。
地点間を直線で結んだギザギザです。
Routeで書いた結果。
道路に沿ったRouteですが、大回りしています。
修正します。
修正したRouteです。
修正方法はこちら参照。
RouteからTrackを作成します。
ピンクのRoute上にポインターを置き、右クリック。
「選択したルートからトラックを作成」をクリック。
 
トラック(青色)が作成された。
道路にきれいに沿ったトラックですね。
 
   



7.Routeの作成                                                                                   
     目次
7.1 Routeの作成
最初に移動手段を設定します(画面に上、右端) 。例えば、サイクリング、徒歩等です。
 
     
 をclickしてRoute開始点をclick。次ぎにRoute上の次の通過点をclickすると、ピンクのRouteが出来る。    同様にしてRouteの終点をclickし、Escキーを押して終了。
clickした通過点には小さい黒丸が出来る。
 
   
7.2 Routeの編集                    2017_10_25日追加
結合、分離、削除等はTrackの場合と 同じなので省略する。

移動、挿入を下記する。
     
移動    
 
 開始点を移動/修正する時はをclickしてポインターを開始点Aに置き、clickしたまま新しい開始点Cまで移動する(drag)。Aの次の通過点BCの間に黒い線が出てくる。    Cでclickをやめると開始点がCになった新しいRouteが出来る。
     

 
同様にD点をEに移動する。   移動した結果。
     
挿入    
 
ボタンを押し、A点付近にポインターを持って行くとa,b間に黒い太い線が現れる。a,bは通過点でありa,b間には他の通過点がない。このa,b間に新たな通過点を挿入する。
a,bに通過点があればそれを移動させる方が操作は簡単。Route作成時は出来るだけ多く通過点を作成しておく方が修正がある場合に簡単にできる。
   A点付近でクリックすると太い線は消え、細い黒い線がポインター先端を折り返し点として現れる。
     
 
 A点をマウスボタンを押しながら新たに挿入する通過点まで移動する。   新たな通過点でマウスボタンを押すのをやめると上のような新たな通過点を通るRouteになる。 挿入が終了したら右clickする(またはEscボタンを押す)。
 

   
7ー3 Routeの誤誘導問題含むアクティビティ・プロファイル設定問題
             2017_10_25日追加




8.データをGPSに送る(Waypoint、Track、Route)    
        外部データ(メールで受け取ったデータなど)は12.外部とBaseCampのデータimport/export参照
       
    8.1地図をGPSに送る
     目次
パソコンと電源OFFのGPSをUSBで接続します。しばらくするとGPSが「パソコンとGPSが接続された画面」になります。
   
上から5行のデータリスト「磯部_上山田」をclick。
下から5行にその内容が表示される。
2つのWaypointと各1個のRoute、Track。
  データ4個を選択し右click/コピー。   「内蔵メモリー(GPSの)」をクリック。
下9行に内蔵メモリーの内容が表示される。

はBaseCampからGPSに送られたデータ。
他はGPSに入っていたデータ。

内蔵メモリ-とは例えば「GPSOregon450」の「内蔵メモリー」
 
       
以上の操作によりBaseCampのデータがGPSに送られた。

GPSの検索でこれらのWaypoint、Route、Trackが入っている事を必ず確認して旅に出ましょう。
(MapSourceだと思いましたがGPSにTrackを追加すると前に入れたTrackが上書きされて消えてしまう事がありました。)
     

   


 8.1 地図をGPSに送る(2017.8.21追加)  
 
下記に説明する方法で、BaseCamp上の地図(BaseCampの画面に表示される地図)をGPS内蔵のSDカードに送る方法を説明します。

BaseCamp上の地図は多数の.imgから成り立っており、それを一つの.img fileに統合してSDカードに入れます。

USBメモリーを
パソコンと接続し、一旦地図をUSBメモリーに保存してからGPS内蔵SDカードに作成したgarmin folderに貼り付けます。一番安全で面倒が起こらない方法です。

GPS内蔵SDカードを取り出し、カードリーダーに入れてパソコンに接続し、garmin という名のfolderを作りその中に

xyz.img等という任意の名前をつけて入れます。複数の地図を入れることも出来ます。


GPS内蔵SDカードにパソコンから直接地図を入れることはお勧めしません。
GPSをパソコンと接続すると転送速度が極端に遅くなるのでお勧めしません。

なお
BaseCamp上の地図ではなく、OSMサイトなどからdownloadした地図file、例えばgmapsupp.imgを内蔵SDカードに入れるのはSDカードをカードリーダー等に入れて、garmin folderを作り、その中にgmapsupp.imgを入れて下さい。複数の地図を入れる場合はxyz.img等という任意の名前をつけて入れます。


     
「地図のインストール」をclick   USBメモリーをパソコンにさします。
上記デバイスの窓に該当のdriveを表示させます。(上の例では「ボリューム(E))
     
     
画面一番下でInstallする地図を指定します。   ポインターを地図範囲の左上に置き、マウスの左ボタンを押しながら右下までドラッグ。上の様に全ての範囲が選択されていることを確認。
     
     
この画面で「続行」をclick。   この画面でInstall進行中。
     
     
Install完了。
USBメモリーにはGarmin/gmapsupp.imgができています。

GPSに入っているSDカードのGarmin folderの中に上記gmapsupp.imgを貼り付けます。
Garmin folderの中に既に他の地図がある場合は名前を適当に変えて貼り付けます。例えば
gmaps_osm.img
これで完了です。
   
 

   
7.3 Routeの誤誘導問題(含むアクティビティ・プロファイル設定問題 
2017_11_25追加




9.GPSからデータをBaseCampに取込む                                                                                                                             
                  (Waypoint、Track、Route)
    目次
 GPS内蔵メモリーに記録されているWaypoint、Track、Route等をBaseCampの「知床」に取り込む場合を例として説明します。

     
GPSとパソコンをUSBで接続。
この画面で内蔵メモリーを選択。画面左下に内蔵メモリーの内容が出て来ます。ここで上記のように「ばんや食堂」等を選択し右click/Copy。
上8行の「知床」をclick。
画面左下に「知床」の内容が表示されます。
下9行「知床」以下の窓で右click/貼り付け。
GPSの内蔵メモリーの記録がBaseCampの「知床」に貼り付けられました。
 
 
 
以上の様に、データの移動は必ず画面左下の窓を経由して行います。  
     
     
 
     
     
     
     
     
     



10.GPS等から取り込んだTrackの編集                             
       目次
 
 Waypoint,Track、Routeの取り扱い上の注意を事前に読んでください。

GPSのTrackの記録設定(セットアップ/トラック/アーカイブトラック自動保存(週毎保存)にしていた場合、GPSからデータを取り込むとTrackは週のデータが結合したものになります。
それを日毎に分解する方法を説明します。
 
この様な作業を行うには予め、右の画面の様に、「作業場」という「リスト」を作っておき、そこに対象のTrackだけを入れておくのがよいでしょう。
リストの中に他のTrackやRouteがあると作業の画面に出てきてとても紛らわしいものです
   
     
TrackをBaseCampに取り込み表示させたところ上図の様になった。
これは数日間のTrackが結合したものです。即ち、伊那と東京往復全期間のTrackです。

伊那での走行を終わり、GPSの電源を切ってもTrackが「週毎保存」に設定されていればこの様になります。
  右端は拡大するとこの様になっています。即ち船橋付近で走行しています。
     
     
左端はこの様になっています。   横の線は三本ありますが、一番下の線の左側は切れています。その近くにを持って行くと左端にXが出て来ます。これはXのところの地点を消しますよという意味です。
     
     
そこでclickするとこの線は消えました。   次ぎにを下の線の上に置くと上の様になります。
     
     
そこでclickすると上の様になります。これは薄い赤線が明るい赤の線から分離独立(削除ではない)したことを意味します。   薄い赤線を選択を置いてclickすると
     
     
明るい赤線は削除されました。
残った赤線を選択し明るい赤線にし、を置いてclickすると赤横線は消えます。
  残った左右両端のTrackです。
両端のTrackだけが残りました。
これで結合されたTrackは分離されました。
     
     
右端を拡大するとTrackがありました。   右端を拡大するとこんなTrackがありました。
     
 



11.GPSから取り込んだ走行データの解析(高低図・走行記録)         
 目次
     
走行後にGPSに記録されてTrackをBaseCampに取り込み、赤線で示した。赤線上を選択し右click/開く。



  プロパティの画面。上から3行目「統計」の窓をclick
     
走行距離41.3km等走行記録概要が表示される。   青の画面で6行を選択すると6行の記録の概要で表示される。
     
     
グラフタブをclickすると高低図が表示される。ポインターをグラフ上で移動させるとTrack上を人形が移動する。
グラフ上に距離・標高・勾配が表示される。
  上から2行目の右の窓を「スピード」にするとグラフは標高とスピードのグラフになる。
なお、グラフを印刷したり、fileに残す機能はない。グラフはPrintScreen で記録に残す。
     
     
     
 なお、このサイトを作成するに当たり、フリーソフトのリサイズ超簡単!Pro に大変お世話になりました。感謝します。  リサイズ超簡単!Proinstall/使い方。

Print Screen は当初 Print Screen Manager を使っていたのですがWindows10への対応が出来ておらず、画面の一部しか捕らえられないことが多く、現在は使用をやめWindows10付属の方法で行っています。
ただ、ポインターなどの画像はキャプチャーされないのが残念です。
いくつかの方法がありますが、小生は
「Windowsキー」+「PrintScreenキー」を同時に押して
「ピクチャー」ライブラリの「スクリーンショット」フォルダーに自動的に保存する方法を使っています。
一気に画像を取り込み、Photoshopで加工しています。


 
 




12.外部とBaseCampのデータimport/export    
     
 目次
エクスポート
     
 リスト「磯部_上山田」をclickし   ファイル/エクスポート/ファイル磯部_上山田をエクスポート
     
 予め作成しておいたfolder「My Garmin」(画面上2行目)」を選択。画面下の窓ファイル名に「磯部_上山田_gpx」が入る。   左の拡大。これでエクスポート完了。
 

   
インポート    
     
空のリスト「新しいリスト(3)」を選択    ファイル/新しいリスト(3)にインポート
   
     
予め作成しておいたfolder「My Garmin」を選択   インポートするfile「磯部_上山田.gpx」を選択/開く
     
   
 新しいリスト(3)にインポートされた。    
     
インポートするリストを指定していない場合、データは「リストにないデータ」というリストフォルダに入ります。
 
 



13.Track/Route変換                        目次 
   TrackからRoute、Route からTrack作成
     
例えばトラック006というTrackを作成します。このTrackからRouteを作成します。   トラック006を右clickし、「選択したトラックからルートを作成」
ついでに上の画面で選択したトラックの反転を選択すると出発点と到着点が反転します。
     
   
この画面で「OK」    トラック006が出来ます。紛らわしいのですがこれはですからRouteです。(トラックという名前のルート)
紛らわしいので以降ルート006に名前を変更します。
ところがおかしいことにRouteなのに橋のない川を渡っていますね。なぜか?


     
 
ルート006はで示したように「直行ルート」だったのです。直行ルートならTrackと同じ事で橋のない川も渡れます。
ところが画面右上は
「徒歩」になっています。

これは次の様に解釈すればよいでしょう。
画面の「直行ルート」はあくまでも
ルート006のアクティビティ。
ルート006は直行ルートで出来ている)

右上の
「徒歩」地図のアクティビティ。
(この地図でRouteを作成するときは「徒歩」のRouteを作成する)


ところが
ルート006はあくまでもRouteですからGPSに入れると次の画面に示した様な事が起こります。この様な事を知らずにTrackをRouteに変換してGPSに入れて走行すると予定外のコースを走行することになります。
     
GPSの検索でルート/ルート006を選択すると最初上の直行ルート画面が出ます。   ところが約5秒後に直行ルートでない本来のルート画面になります。
(GPSのルーティング設定が徒歩になっていれば上の様に徒歩のルートを表示する。直行になっていれば直行を表示)

 以上の様な問題を避けるために、予めパソコン上で直行ルートでないルートを描かせるには上の画面の「直行」を例えば「徒歩」に変えればよいのですが、GPSに表示されるルートとパソコン上のルートが同じになる保証はありません。
それはルート計算のソフト及び地図がパソコンとGPSでは異なるからです。
いずれにせよRouteは作成は簡単ですが使用は難しいという事でしょう。


パソコン上で作成したコースをGPSでも正確に再現させる方法はTrackでコースを作成する以外にないのです。

Track作成の手間を少しでも省く方法はRouteをTrackに変換することでしょう。(上記のTrackからRouteに変換するのと同じ方法で)

まずパソコン上でRouteを作成/修正し、それをTrackに変換し、さらに微修正し、それをGPSにTrackとして入れる事です。


(一人での走行はGPSの示すRouteに従って適当に走行し、適宜微修正すれば良いでしょう。しかし団体走行の場合は予め十分に検討されたTrackに従って走行するのが問題がなくよいと考えます。)





14.GPSメモリー中の地図を見る
BaseCampに接続したGPSのメモリー中にある地図をBaseCampの画面に表示出来ます。
ただし、見られるだけで、Waypoint、Track、 Route等を作成/表示することは出来ません。
     
GPSの地図OSM generic routableはメモリーカードに入っている。この地図を見るには「メモリーカード/OSM generic routableを右click」/選択   上の画面が出た場合は「いいえ」
「はい」にするとメモリーカード以外の地図を見る事になる。
     
     
「地図」を見ると上記の様になっている。(メモリーカード)がでない場合もある。   メモリーカードの地図が表示された場合は、上の画面で分かるようにWaypoint、Track、Routeの作成/表示/編集はできない。単に見るだけである。
メモリーカードの地図をBaseCampにinstallするにはMapSetToolKitを使う(リンク先更新)

     
     
     
15.データのバックアップ/復元
BaseCampにある貴重な記録/データ(Waypoint、Track、Route等)をバックアップし、それを復元する方法について説明します。

・バックアップ
画面左上の「ファイル/バックアップ」でファイル名「BaseCamp 2015...Backup」というfileが表示されます。画面左側の保存場所を指定して「保存」を押します。

・復元
保存された「BaseCamp 2015...Backup」を右clickし、「プログラムから開く」でBaseCampを指定して下さい。これで復元されます。

 
 
 
 
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